中小企業大学校でデータ分析を学んできました!
- 2024年12月03日
- 社内行事・研修
MBTIをやったらINTP 論理学者9割、INTJ 建築家1割のナカタです!
マーケティング課にいるということで、社長からセミナーのお話をいただきました!
セミナー名はビジネスに役立つデータの読み解き方。
一言で言うと、Excelのデータ分析機能を勉強して、データを読み解けるようになることで、より良い施策を打てるようになろう!といった感じ。
私は元々Excelの分析・データ分析には興味がありましたが、
どうやって勉強すればいいのかわからないというモヤモヤ状態だったんです。
そんな私に、たまたま社長から今回の話をいただいたので、二つ返事で参加してきました!
中小企業大学校へ行くまで
中小企業大学校の東京校の最寄り駅は東大和市駅。
私が住む場所から1時間半以上かかる場所にあります。
眠たい目を擦りながら電車に揺られ、ドキドキしながら会場へ

無事到着し、宿泊手続きも完了!
2日間のデータ分析セミナーの内容
セミナーに参加される方々からお話を聞くと、様々な業種の方が参加されていました。
ですが、セミナーに参加する理由(それぞれの持つ課題)は似ていました。
・基幹システムのデータを活用したい
・製造品のデータ分析をして、精度を高めて不良品を減らしたい
大まかに言えばこんな感じ。私としても基幹システムのデータを活用したく、参加したクチです。
1日目
1日目はデータ分析の基本的な考え方から、講師が取り組む事業の裏側をデータ分析の視点から解説。
事業の裏側の解説がかなり有意義で、
「セミナー参加者それぞれの会社だったら、どうやって活用する?」という考えの元、学びがありました。
データ分析ではないものの、自動財務会計サービスや電話自動応答サービスなどを組み合わせることで時間効率を極限まで高め、自動化ができる、ということも学びになりました。
2日目

2日目は実際にExcelでデータ分析を行い、データを読み取って、班ごとにまとめて発表。
私たちの班は、それぞれがデータを元に仮説を立て、その仮説が正しいかデータ分析。
データ分析を実際に行い、仮説が合っているかどうかを発表しました。
さて、2日間データ分析を勉強して難しかったことですが・・・
仮説を立てるのが非常に難しい!
データ分析を行う・読み解くよりも、その前段階の仮説を立てることが難しい。
まず、現状と目標があり、目標達成のために必要な要素を洗い出し、仮説を立てます
どこが原因で目標達成できないのか?どうしたら目標達成ができるのか?
例えば、売上目標達成のために
①電話をかけることが有効なのか?=電話をかけたら、売上が上がる
②お客様に直接会うことが有効なのか?=顔なじみになったら、売上が上がる
という2つの仮説を立てたとしましょう。
データ分析はこの売上と電話数の関係性を調べるだけ。
仮説は、「売上と電話数の関係性」に気付いて、仮説として立てないとダメなんです。
言い換えると、それぞれについて知識として知っていないとダメですし、閃き力が必要。
さらに、データ分析をした結果、実行できる施策になるような仮説を立てなければならないんです。
仮に「売上と電話数の関係性」に意味がある場合、
電話数を増やして売上を確認するという施策ができます。
例えば、売上と会話で盛り上がった回数という仮説を立てたとしましょう。
何をもって会話が盛り上がったのか?そもそもそれを計測できるのか?という形で、数値に表せない難しさがあります。
だけど、「会話が盛り上がったら成約したんだ!」という現場の肌感覚の声が上がった場合、
それを定量化してからデータ分析をする必要があります。
したがって、定量化したデータを集めて分析して、施策を実行する
ここまで作業をして、初めてデータ分析であると今回のセミナーで学びました。
さいごに:セミナー受講前後の「データ分析」へのとらえ方の違い
セミナー受講前の「データ分析」は、Excelで数値をいじればデータ分析がOKだと思っていました。
セミナー受講後の「データ分析」は、全く違います。
①そもそも何のためにデータ分析をするのか?(目的・目標設定)
②どうやったらその目標が達成できるのか?
③目標達成のための仮説を設定
④仮説を分析できるためのデータを収集する
⑤実際にデータ分析
⑥データ分析した結果を踏まえて、施策を実行
(そして③へ戻る)
という一連の流れだと学びました。こう見るとデータ分析と言われる部分はほんの一部ですね。
また、セミナー受講してすぐにデータ分析できるわけではないことにも気づきました。
とにかく仮説立てて、施策を実行する。このサイクルを行っていきたいと思います!